2025年の2月〜3月に、
当店のお客様に食べていただきたいお食事のご案内です。
>献立は2ヶ月で変えています
以前にお客様から「どうして四季(3ヶ月)で変えないの?」と聞かれたことがありますが、3ヶ月では粗い、と考えているんです。
季節というのはもう少し短いスパンで変化しているし、何より人間の体が2ヶ月くらいかけて変わっていく。
暑い時期に冷たいものばかり体に入れていると、後で夏バテが来るように。
2ヶ月前に食べたものが今の基本的な体調を作っているし、そのことを見越して食事をとってほしい。
>心にも寄り添う献立を立てる
オープン当初は「夏バテ解消」のように季節的な要素だけでコンセプトを決めていました。
でも地震がありコロナ禍があり、そんな中でもいらしてくださるお客様とお話ししていく中で、より心に寄り添う献立を立てたいと思うようになった。
その上で、旬の食材を使いながら、栄養学も踏まえつつ、お客様の年齢に合った献立を立てています。
さて、こんなことを踏まえた上での、2025年の、2月3月の献立です。
***
おがわのじかんも8年目となり、お客様もずいぶん変化しました。
オープン当初から私たちを信頼してずっと通ってくださっている常連さんや、人生の変化がおがわのじかんとマッチしてご来店くださるお客様。
後者は決して良い変化だけではないだろうと思います。
人生観が変わる大病や、若い頃にはなかったご自分の体調の変化、仕事の立場の変化や家族の大きな出来事。
歳を重ねると、いいことも悪いことも起きてきます。
おがわのじかんは、そんなお客様に寄り添うお店でありたい。
外食というそれまでは普通にできたことが、今は難しくなった人がいる。
何を食べても心と体が満たされない、と違和感を感じる人がいる。
そういった方たちの心と体が本当に求めるのは、
派手な料理ではなく、食べた事のない味でも高級食材でもなく、
滋味深く、体の細胞レベルでそっと寄り添う食事だと確信しています。
そうして丁寧に作られた食事を、ゆったりとした空間に身を置いて、リラックスして食べること。
*
だから今期の献立は、
スープでは、ピリピリとした心を鎮めるようなホッとする味を。
副菜は、細胞レベルの疲労回復を目的とした栄養学的アプローチで。
主菜には、疲れた脳が求めるダイレクトな旨みと満足感を滋味深く。
そう考えて組み立てました。
***
ごはん:土鍋で炊いた蘭越産ななつぼし
スープ:真昆布出汁の玉ねぎとキャベツの豆乳味噌スープ
主 菜:真昆布と鰹のお出汁で炊いた信田煮 お野菜添え
副 菜:温かいみぞれ和え
お野菜と茹で鶏の胡麻酢和え
漬 物:自家製お漬物
御膳仕立て 3,300円(税込)
&ドリンク +770円
&スイーツ +880円
&スイーツ・ドリンク 4,950円
&スイーツ盛合せとドリンクのセット 5,500円
コース仕立て 6,600円
*夜のみ。お一人様からご予約頂けます。
上記献立に自家製食前酒を加えて、全7品のコース仕立てに。
副菜2皿のあと、主菜の前に、もう一皿、特別なお料理を加えます。
旬の食材を使い、季節をたのしむお料理を。
最後はごはんとスープとお漬物で〆る。
御膳仕立てとは違う器も、お楽しみいただけたら。
この特別な一皿の仕込みのため、2日前までのご予約をお願いしています🙏
*
おがわのじかんは、
「こんなごはんが食べたかった」
と思っていただけるお食事を丁寧におつくりしています。
ご予約は、お電話のほか各種メールやホームページ専用フォームより承っております。
ご連絡お待ちしております。
TEL: 011-374-5117
Mail to ogawanojikan@gmail.com & FB & IG & LINE & HP
コメント