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執筆者の写真ogawanojikan

幸福感


私たちも時々街に出て外食をします。

美味しい一品料理が多数揃えど、どうしてこんなに野菜料理が少ないんだろうといつもいつも疑問です。


お品書きには北海道産の旬のお肉料理やお魚料理がズラーっと並ぶのに、和え物やサラダのような野菜料理がないんです。

お魚料理とお肉料理の間に野菜料理があれば、体に負担をかけずにスッと食べられ、お酒の酔いも軽く済むのに。


たくさんのお肉とお魚を分解して吸収するには小腸にものすごく負担をかけます。

分解・吸収疲れ=【食べ疲れ】です。

これが、食後にきます。

野菜料理があれば、この食べ疲れがなくなります。


お酒の話で余談ですが。

チェイサーを用意しておくと悪酔いしませんね。

ただチェイサー(水)ってアルコールの吸収・分解を遅らせているだけなので、浮腫みまでは解消してくれません。

対して野菜には塩分を排出してくれるカリウムがあるから、浮腫みが少なくなります。

野菜料理って、チェイサーみたいな、チェイサー以上の役割を果たしてくれるんです。

(だからお酒を飲む時にはみかんでも剥きながら飲むのがいいんじゃない(笑))


おがわのじかんのお料理は、適切なタンパク質量と、野菜をたっぷり使います。

タンパク質をたくさん摂取しても、ミネラルが無いと無駄になります。

ビタミンがないとうまく細胞は動きません。

お肉料理もお魚料理も野菜料理がないとダメなんです。

力強い食事とは言えません。

献立の構成には『理由』があるのです。


そしてお客様から、


『おがわのじかんの料理を食べた後はまるで、

お風呂に入った後のような長く続く幸福感がある』


と言って頂けたことがあります。

(実際、常連様は食事後お風呂に入った後みたいな緩みっぷりです)


一瞬で終わる幸福感ではなく、

食べた後に長く続く幸福感です。


食べ疲れする食事に一瞬の幸福感はあれど、長く続く幸福感はないですよね。

違う幸福感です。


一瞬の幸福感も必要だけど、おがわのじかんは幸福感が長く続くお料理を提供したい。


そしてその幸福感の中でまた明日を頑張る力を引き出したい。


おがわのじかんはそんな食事と時間を提供するお店です。


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