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定食って書くの、変えてもらえませんか



定食って書くの、変えてもらえませんか。 以前取材を頂いた時の原稿を読んで、瑞木さんがお願いした一言。 ”「定食」って書いてあるのを、「食事」に変えてもらえませんか” 僕はこの時はまだ「確かに定食って感じじゃないよね」くらいにしか思ってなかったんですけど、他店を見て、自店を見て、瑞木塾を通して、改めてその意味、真意を理解できるようになってきました。 今頃?って感じですが。 (瑞木さんはほんと末恐ろしい。よくそう思うんです。考えたら「キャリア」が違うわけですが。それはまた次稿で) ふつうメニューには、主菜の名前がつきます。 わかりやすいとこで、ハンバーグとか。 でもうちは違います。 コンセプト。 冬に備えるための身体づくり、とか 年末年始の疲れた胃腸を休める、とか。 なぜなら、主菜だけでなく、スープ、副菜も含めたお食事全体で、味と栄養素のバランスをとりながら「その想いを表現したい」から。 実現していくから。 順番が逆なんですよね。 先に「癒す」っていう想いがあって、そのための知識、経験、技術があり、そうして生み出す料理があって「食事」ができあがる。 ただお腹を満たすためにやってないし、 何か(ハンバーグとか)を食べてほしくてやってない。 だからお客様から「料理に穴がない」と言われるし、 スープや副菜の一つ一つに感動・絶賛して頂いているし、 お食事中はもちろん、食後でも「幸せ」と言って頂ける。 想いが、伝わる。 これが、当店にしかできない体験だと改めて実感しています。 (元気な人は感じない。お粥の味と同じです) 当店は、既存店にあるようなスペシャリテを作ろうとは思ってません。 (結果的にそういう料理はあるけれど) 既存の価値観とは、違う世界を見ています。 めんどくさいですよね〜 一つ一つのお料理は、感動して頂いています。 いつ行っても食べられる、そんな店を代表するようなスペシャリテとは違って、そのお料理は二度と食べられないかもしれないもの。 悔いのないようにと、メニューが同じ2ヶ月間のうちに、何度もいらしてくださるお客様もいらっしゃいます。 メニューが変わったばかりの頃は「今回は何回食べられるかな」 終盤になると「今日で食べ納めです」と言って頂く。 話を戻して。 当店を利用する目的は、あるお料理を食べるためというよりは、がんばった自分へのご褒美だったり、疲れた自分を癒すため、メンテナンスのためだったりする。 うちはそこにコミットしてる。 店を始めた頃は「メニューが変わったらまた来ますね」とお声がけを頂くことが多かったんですが、いつからか、同じメニューでも構わず、月1回とかそれ以上の頻度でいらして下さる方が増えてきました。 この方々は、僕らが知って欲しかった世界を一緒に見てくれていると思います。 食事と空間を通じて、心と体が軽くなる。 がんばった自分を「おがわのじかん」が癒してくれる。 崩れた自分を、整えてくれる。 そしてまた、自分のため、誰かのため、がんばろうって思える。 最初はほんとめんどくさいと思います。 ふつうと違うので。 説明長いし でもどんどん説明しなくなります。その必要がなくなるので。 逆に、特別な情報だけをお伝えするようになったり、接客というコミュニケーションもおがわのじかんの一つの要素なので、いろんなお話をすることもあります。 常連さんが新しい方を連れていらっしゃる時 「最初から説明してあげてください」 と言われることがほとんどです。 お連れ様にはめんどくさいって思われるかもだけど、そこからやってあげてほしい なぜなら、お連れ様にもわかってもらいたいから。 大切な家族や友人ががんばっている時、疲れている時、「おがわのじかん」に連れて行ってあげたいと想う。 そう想ってくださっていることを、僕らも感じます。 お客様とリスペクトし合える関係でありたい。 ほんとに、ありがたいです。 今日も丁寧に一つ一つの仕込みをして、 一つ一つの接客を大切にしていきます。 #写真は一昨年の12月のメニューです #おがわのじかん #おがわイズム #瑞木さんの料理は愛情ドリブン

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